instagram(インスタ)に潜むストーカー対策

現在、若者を中心にユーザーを増やしているインスタグラムですが、芸能人や海外セレブなどの影響もあり、月刊のアクティブユーザーは実に4億人以上も利用しています。
最先端のファッションや限定品なども、インスタで発表されるなどファッションアイコンとしても有名です。
世界中の人とコミュニケーションが取れる空間ですので、アカウントを非公開にしてしまうのはもったいないことですよね。
ですが、過去にもし設定を間違えていたら、自分の気づかないうちに自宅の情報や行動範囲がバレてしまうなんてことになってしまっているかもしれません。
ネットストーカーはそこを見逃さないので、この機会に自分の投稿や設定を見直しましょう。

 

★自動的に位置情報が追加されることはない。
インスタでは画像をアップロードする際に、任意で位置情報を追加することができます。
自分の意思で位置情報を追加しない限りは、自動的にExif情報から位置情報が取得されることはありません。
ということはスマートフォンやデジカメの位置情報をオンにした状態で撮影した画像を、インスタにアップロードしたとしても、自動的に位置情報がつけられてしまう心配はないのです。
だからと言って安心してしまうのは、まだ早いです。
実は次のような場合には注意が必要です。

 

★間違えて位置情報を追加していないかチェックしましょう。
現在のように画像をアップロードするたびに位置情報を追加する形式になってからは、間違えて位置情報を公開してしまう危険はほとんどなくなりましたが、少し前のインスタでは現在の位置情報を追加する設定ではなく、「フォトマップに追加」となっていました。
この設定がオンになった状態で、個人情報が特定される危険がある自宅などの位置情報をつけたまま投稿してしまうと、個人情報が流出してしまう可能性があります。
この「フォトマップ」とは、撮影した場所の位置情報を地図上にまとめたもので、プロフィールを確認するとチェックすることができます。
過去の投稿で自分の意思ではなく、フォトマップに追加してしまった画像がないか確認しましょう。
設定を確認して「位置情報が追加された投稿はありません。」と出たら大丈夫です。
意図せず位置情報をつけて投稿したことがある方は、この「フォトマップ」に表示される画像を確認して、画像がないことを確認しておけば安心できると思います。

 

インスタのフォトマップ機能は、海外旅行や国内旅行、レジャー施設などに行った際に投稿しておくと、インスタに思い出として残せるので、使い方を間違えなければとても良い機能です。
しかし自分の意思とは関係なく、位置情報を知られてしまうことは、相手がストーカーでなくとも避けたいものです。